WOWOWの連続ドラマ しんがり に今更ながら夢中

 WOWOWの連続ドラマ「しんがり」には、山一證券 最後の聖戦 の副題が付けられています。1997年に起きた山一證券の自主廃業を描いた作品で、会社消滅まで闘い続けた社員の姿を詳細に伝えています。

 「しんがり」はかなり有名。観たいと思いつつも機会に恵まれず。それから随分年月が経過してしまいました。しかし、Huluで配信中なのを発見。時を経てようやく観始めました。2015年公開です。

 江口洋介の主演で社会派ヒューマンドラマを謳います。おじおじにとってはドンピシャ、完全集中するのに相応しい内容です。公開から8年経過し、若手の役者は活力に溢れ、ベテランは今に通ずる魅力を当時から発揮しています。

 最も唸るのは台詞、そう聴き取りやすい。ドラマを観る上で重視するひとつがこれ。親父、いやジジイに近くなりその声が聴き難いことが多い。でも皆、滑舌よく歯切れがいい。声が響き聴き取りやすいです。

 最近のドラマは、特に若い役者のセリフに閉口することしばしば。ところが今回は、ん‥ 今何て言った? が無いんです。折角のいいドラマに水を差すことは無さそう。とは言え昨夜2回目、今夜3回目です。全6回なのでようやく半分。残りもそうであって欲しい!

 1997年11月、山一證券が自主廃業を発表。その原因となった約2,600億円の簿外債務は、どのように隠し続けられたのか。役員までもが逃げ出す中、最後まで会社に踏みとどまり真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たち‥ その話です。

 今夜も観るぞ~

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