ガソリンカード比較から決定へ。ガソリンカードを比較して決定するまでの考え方について。

   ガソリンカード比較から決定へ

 ガソリンカードから受ける恩恵が理解できても、実際カードを申込むまでにはなかなか迷いがあるものです。そこでここでは、ガソリンカードを比較して絞り込む上での具体的な考え方について示していこうと思います。

ガソリンカード決定への考え方

項目 利用するガソリンスタンドから考える

 普段給油しているガソリンスタンドの系列のガソリンカード申し込みは、最も基本的でスムーズな選択方法です。ガソリンカードのサービス内容には、店頭表示価格からの割引、キャッシュバックそしてポイント還元などがあり、カード利用でいづれかの恩恵が受けられます。


 しかし、店頭表示価格からの割引、キャッシュバックそしてポイント還元の内どのサービス形態が対象となるのかはガソリンカードにより異なります。実際、店頭表示価格からの割引サービスを希望したとしても、そのガソリンカードには割引サービスの設定はないという場合があります。

 利用するガソリンスタンドの系列のガソリンカード選択は、最もスムーズですがサービス内容が必ずしも希望する通りにならないケースがあることを理解しなければなりません。


 もし、給油するガソリンスタンドが不特定の場合は、系列に関係なくすべてのガソリンスタンドでの給油が対象となるガソリンカードがあります。「CFカードROUTE2000」などがこれに該当します。

項目 ガソリンカードの恩恵から考える

 ガソリンカードのサービス内容を主体に、カードの選択をする方法です。ガソリンカードの恩恵の中で一番期待されるのが、店頭表示価格からの割引です。ガソリンカードの発行数を見ると、このサービスがより大きなものが魅力あるものとして人気を集めています。これは必ずしも、石油元売り会社の規模(ガソリンスタンド数の多さ)に比例しているものではありません。実際、最大手の新日本石油「ENEOS」はENEOSカード発行数では苦戦状況にあり、2007年10月に自社発行ガソリンカードの大幅な商品改革を行い巻き返しを図っている最中です。

 ガソリンカードの恩恵から選択することは、石油元売会社から示される訴求ポイントの特徴を理解することで、一見容易な選択方法に見えますが、本来希望する物とのズレが生じても訴求の巧さに惑わされ、妥協による選択にならないように少し冷静な判断が必要です。


 特にキャッシュバックは、「月額のカード利用の最低金額」や「キャッシュバック対象の利用金額の上限」そして「キャッシュバックの対象となるカード利用項目の限定」など条件設定が複雑な場合もあります。その為に、実際カード発行後になかなかキャッシュバックの適用条件がクリアーできないなど無いよう、1ヶ月のカード利用のシュミレーションをしてみることが必要かもしれません。

項目 入会特典から考える

 入会特典からガソリンカードを選択する方法も検討に値します。1回限りであってもガソリン価格が安くなる特典は魅力的であり、店頭表示価格からの割引設定が無いガソリンカードでも、入会特典でガソリン代の割引がなされればお得感は十分です。

 例えば、入会特典で1,000円分のガソリン代割引があった場合、店頭表示からの割引が2円/Lと想定したら、ガソリン500L分に割引が相当します。1回に50L給油することを考えたら10回分の割引です。月に1回の給油であれば10ヶ月分、2回であれば5ヶ月分の割引になります。ガソリンを1円でも安く給油したいと願う昨今では、意外と大きな恩恵であると言えるのではないでしょうか。

項目 給油するガソリンの種類から考える

 ガソリンカードにはハイオクに還元率を大きくしているものがあります。もし、愛車がハイオクであれば、このガソリンカードを検討してみるのも必要かもしれません。通常ハイオクガソリンはレギュラーガソリンと比較して約10円/Lの差がありますので、ガソリンカードの恩恵でハイオクガソリンが毎回レギュラー並みに給油できればうれしい限りです。「昭和シェルスターレックスカード」がこれに該当します。

項目 ガソリンカードの機能から考える

 この考え方は先の述べました恩恵とは別に、利用できるカード機能から選択する方法と考えます。


 既存のガソリンカードのほとんどは、ETCカード機能やETCカードの無料発行があります。ETCカードは高速道路の支払いに使われるもので、高速道路の走行では必要不可欠な存在になりつつあります。しかし、ETCカードは単体での発行はできません。一体型ETCカードはクレジット機能が付帯しており、分離型(専用型)ETCカードはクレジットカードの付帯カードかガソリンカードの付帯カードの選択になります。

 クレジットカードには今ほとんどETCカードの付帯サービスは有料・無料を問わず設定があります。しかし、ガソリンカードを利用すればクレジットカードの機能はもちろん、ガソリンの割引もありガソリンカード選択によるETCカード機能を得ることが何かと便利な場合が多いでしょう。


 また、ロードサービスも実は見逃せない付帯サービスです。年会費が無料のガソリンカード付帯の無料ロードサービスであればロードサービスが無料で受けられ、優秀なカードはJAFのロードサービス並みの機能を備えている物もあります。

項目 クレジットカード機能から考える

 ガソリンカードのクレジットカード機能は、専用のクレジットカードと比較すれば利用限度額が少ないのが当然ですが、VISA、MasterCard、JCBなどのいづれか付帯により50万円前後の利用限度額を有しているものもあり、日常レベルでの利用では充分です。


 また、利用することでポイントが貯まり貯まったポイントはガソリン代に還元できるなど、利用法により2次的還元が受けられるメリットもあります。当然商品券やクーポン、現金そして賞品などとの交換も可能です。

 このポイントサービスは、ご存知のように一般的なクレジットカードではかなり魅力的なサービスとして根付いています。ガソリンカードにおいてもその流れは共通で、「ポイントを現金(商品券等)化した場合の1ポイントの金額」と「1ポイントを獲得する為に必要な利用金額」この点を評価し優秀なカードかどうかの判断がなされています。

項目 年会費の有無から考える

 ガソリンカードの年会費は、永年無料や初年度無料2年目以降有料、そして最近では年1回の利用実績で次年度無料になるタイプが増えてきています。年1回の利用実績で無料のカードは発行元では無料と謳い、注意書きを添えるケースが多いようです。

 ガソリンカードの年会費は、どうしても永年無料にまず目が行ってしまうのですが、有料であっても還元率が大きいものもあり、必ずしも有料のカードは優秀なカードではないという先入観は無くした方が良いでしょう。

まとめ

 以上のような観点からガソリンカードの選択をすることで、実は比較段階では見えなかったカードの特徴が見えてくるはずです。最終的には、ガソリンカードを利用する本人の利用条件により、カードそのものの評価が分かれてくるので、自分の利用環境や条件を良く理解しましょう。


 ガソリンカードは利用することでガソリンが安くなることが最大の特徴ですので、それ以外の用途については、飽くまでも付帯的機能と割り切ることが重要ではないでしょうか。

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